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なぜ成長期に牛乳を飲むのか?

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学校給食でも導入されている牛乳は非常に高い栄養価を誇っていて、進んで子供に飲ませている親御さんも多いのではないでしょうか。

確かに牛乳は子供の成長にとってとても優れたもので、その栄養価はビタミンC以外、成人男性の一日おける推奨摂取量の3分の1を占めているとも言われています。

こういったことから学校給食でも導入されている理由が伺えるでしょう。

さて、そんな乳製品の代表である牛乳は、良く身長を伸ばす効果があると言われます。

先程述べたように、優れた栄養価を誇っているのは確かですが、本当に身長を伸ばす効果を持っているのか少し疑問が残るところです。

ここではそんな牛乳の効果に隠された疑問点について迫っていきます。

意外にもカルシウムの比率は低い

一見、牛乳はカルシウムの宝庫のように思うかもしれませんが、その他乳製品と比べるとその比率はあまり多くはありません。

コップ一杯に含まれるカルシウム含有量は、約227mgです。

子供における1日の摂取基準、約600mgの3分の1ですので、決して少なくはない数値なのですが、プロセスチーズなどは660mg含まれているので乳製品の枠組みではあまり多くはないのです。

子供の身長を伸ばすのにカルシウムは必要不可欠ですが、上記のことを踏まえると、カルシウムを求めて牛乳を飲むのでは少し非効率と言えるかもしれません。

では、牛乳を飲むと身長が伸びるという話は全くの嘘だったのでしょうか。

牛乳のカルシウムは吸収効率が良い

牛乳を飲むことによっての身長を伸ばす効果は、実際に科学的にあると断定されているわけではありませんが、牛乳の消化性の高さから効果があるという話も多いのです。

食べ物というのは栄養素が含まれているからといって、その全てが体内に吸収されるわけではありません。

大豆で例えると、消化割合は枝豆では約40%、納豆で約70%、豆腐では90%というように、材料が同じでも加工されているかどうかでここまでの違いがあるのです。

では乳製品はというと、消化割合はチーズよりも牛乳のほうが高いと言われており、たとえチーズが豊富なカルシウムを含んでいたとしても全て吸収されず、無駄となってしまいます。

反対に牛乳は消化の割合が多いことから、効率的に体内へカルシウムを取り込むことが出来るのです。

このような吸収のしやすさは、その他小魚など、固形のものよりも非常に高く、含有量が比較的少ないながらも最も効率的にカルシウムを摂取できる食品とも言えるかもしれません。

カルシウム以外の牛乳が持つ成長効果

前述では、牛乳は最も効率的にカルシウムを摂取できる食品として、身長を伸ばす効果もあるというように述べましたが、牛乳の持つ成長効果というのはカルシウムだけではないのです。

牛乳にはたんぱく質、脂質、必須アミノ酸など、子供の成長に関わる多数の栄養素がバランスよく含まれていることからも優れた成長効果を発揮するとも言われています。

子供の成長に最も必要なものは、バランスの良い食生活です。そしてその食生活を実現するためには、バランスの良い食品が求められます。

牛乳の特徴は、多くの栄養が欠けることなくほとんど同じ値で備わっていることで、このことが食生活にバランスをもたらし、子供を大きく成長させることに繋がっていくのです。

こういった、カルシウム吸収率の高さ、優れた栄養バランスによって、牛乳には子供の身長を伸ばす効果があると十分に考えられるでしょう。

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